恋人として考える

「この気持ちは隠しておこう」そう思いました。
彼と私はあまりに「違い」がありすぎる。
友達としては成立するけれど、恋人として考えると住む世界も、育った環境も、そして年齢も違いすぎていました。
出会いサイト好きな私はごくごく平凡に育ちました。
一方彼は、俗に言う「悪い仲間」と仲良くしていた時期もあるそうで、あまり詳しくは語る事はありませんでしたがあまり良くないことをしてきたようでした。
彼自身「荒れた生活」とも言っていました。
彼を「個」として見れば、とても魅力的な人でした。
そして、恥ずかしがりやではあるものの、彼なりの優しさを感じる事もありました。
だからこそ私は彼を好きになってしまったんです。
せふれとの恋愛になれば私達は絶対に上手く行かない。
だからこそ自分の気持ちを封印したんです。
彼との友人関係は続いていました。
そして彼が「愛してる」そう私に言いました。
嬉しくて泣き出してしまいそうになりましたが、グッと堪えました。
そして彼の気持ちに応えてはいけないと思ったんです。
何故なら「違いすぎる」から。
家に帰ってゆっくりと彼のことを考えました。
そして一気に恥ずかしくなってしまったんです。
「違い・違い」と言っていた私は、彼の事を差別的な目では見ていなかっただろうか?という疑問が浮かんだんです。
違いなんてあって当然。
「今」私の目の前にいる彼のことが好き。
それだけで十分じゃないかと思いました。
そして、封印を解いて恋愛をする事にしました。
実際に恋愛をしてみると違いなんて全く気になりませんでした。